無事に9期目が終了


決算


昨日、無事に9期目の決算を終える事が出来ました。

コロナ禍から一転、不動産業界は過去に例のない状況に突入していると思います。

バブル経済崩壊やリーマンシックによる景気低迷は、その時期を境に急激かつ一気に下降トレンドに突入したのに対し、今回のコロナショックは全く違った形で推移しているように感じます。

つまり、真綿で少しずつ、気づかない程度で下降してゆくといった感じです。相変わらず大手企業の内部留保は継続し、政府主導で進められている働き方改革をはじめ、最低賃金の増額、企業の給与見直しは、言葉だけが独り歩きしているのが現状かと思われます。

コロナ禍で行われたゼロゼロ融資も、数年後には通帳の残高が底を尽きる状況にあるにもかかわらず、返済は少しずつなので表面上できている。しかしこれは、延命しているようにも見て取れるのが現状ではないでしょうか。

皆、実は気づいているにもかかわらず、他に注意を逸らされて、「気づかないように、なるべく気づかないように」人為的に危機感を薄めさせられているのではと懸念しています。

今期はその過渡期になるかと思っています。「人件費を減らす企業」VS「人手不足が深刻化する企業」。「上がらないサラリーマンの給与」VS「上がり続ける物価」いずれ、この関係は瓦解するでしょう。

備えあれば憂いなし、微妙なコントロールが必要になってくる今期。何が何でも生き延びてやる!この状況を乗り越えた先にある景色を見たい!

今期は記念すべく10期目を迎えるにあたり、これまでの道のりには、大勢のお客様や関係各社をはじめ、様々な出会いが支えてくれたことを奥歯で噛みしめています。

見捨てることなく温かくご指導くださいました皆々様方のお陰があってこその事と、心中より深く感謝し、御礼申し上げます。

本当にありがとうございました。引き続きのご指導・ご鞭撻頂けます様宜しくお願い申し上げます。

既に10期目を迎えています。これまで通り、慌てず・焦らずしっかりと一歩一歩進んでゆけるよう頑張ってまいります。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

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