1期目から黒字決算!
厳しいアドヴァイス
「1期目から黒字決算!」「金融期間は決算報告書を重視してますよ!」などなど、開業して間もなく、様々な方からアドヴァイス(ご指導・ご鞭撻)を頂いている一つに必ず出てきたワードでした。
8月が当社の本決算。毎日のように流動する資金。出たり入ったりの繰り返しで目が回りそうでした。特に8月は不動産の低迷時期ですから余計に焦ります。
税理士先生と相談しても心配事は少しも減りません。(先生、その節は本当にありがとうございました!)味わったことのない緊張を迎え入れるがごとく一日一日が経過する恐怖。(これで来期の運命が決まる)
少し大袈裟かも知れませんが、そんな感じでした。月末を迎えて事務所で一人、天井を見上げてこの一年やってきた事を振り返りました。
翌日、税理士先生へ報告。すると「お疲れさまでしたね」と爽やかな第一声。「決算月の翌日に電話してくる社長はあまりいませんね」「一生懸命やった結果が出るわけです。決算書類は10月中旬頃までに作成しますから」
わかってはいたのですが、試験やテストのように即日回答が発表されるわけではないし、100点、0点と言った回答でもないわけで少し拍子抜けした感がありました。
先日、決算報告書が先生より渡されました。仕事柄、何度も見た事はあります。お客様が法人で有れば住宅ローンの申し込みに添付する必須書類ですから。いざ自分の決算書となると・・・。
「黒字です」「1期目はどうしても開業後の数ヵ月は準備や挨拶でなかなか売り上げに繋がりにくいものです。しかもその数ヵ月もカウントされますから大変だと思います」「今期も頑張って下さい」
ホッとしたのもつかの間、「そうでした、既に2期目に突入しているんだと気付かされました」
無事に決算を終える事が出来たのも、多くの方々のご支援があっての事。感謝だけでなく、少しづつでもこのご恩をお返し出来るよう頑張って行く所存です。有難うございました。