軌跡⑥


夢は大きく。 社会人になって日々の生活にも変化がほしくなってくる30代になったころ、先輩方との会話の中によく出てきたのが「船」に関するものでした。当然ながらそれまで縁遠い存在であり、興味もありませんでしたが、次第に心魅かれていくようになりました。 「船舶免許を取りに行こう」となり、先輩にくっ付いていく格好で「株式会社大阪マリン」の門をくぐりました。車の免許と違い、見るもの触るもの全てが新鮮で興奮気味でした。 受験したのは2級小型船舶操縦士(総トン数20トン未満の船舶で、海岸から5海里(約9.2km)までの海域を操縦できます。長さが24メートル未満で用途がスポーツやレクリエーションに限られる等の一定の基準を満たせば総トン数20トン以上のボートでも操縦することができます。 ※現在では2級免許を取得されても水上オートバイに乗られる場合は、特殊小型免許が必要です)

学科試験が先にありますが、ロープの結び方や専門用語に慣れるまで戸惑いもありましたが、そこは何とかクリアして。ようやく本物の船に乗り込むことができました。

実際に操縦すると、船首は直ぐに上がり視界不良になるし、面舵・取舵をいちいち考えないとハンドル(舵)を切れない。切ってもすぐ反応しない。車との違いでいうと車はブレーキを踏んで速力がゼロになるとその場で止まってくれますが、船は風と潮に流されその場に止まる事はできません。接岸する壁に激突するのではないか、他の船に当たると思って止まろうとしても止まれないなどこの辺りが難しいところでした。

帰り道、皆で免許を見せ合い喜びを分かち合いつつも、将来は1級免許を取得しようと大人げなくはしゃいで帰ったのを覚えています。

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