オープン・ウォーター・ダイバー
ライセンス
「オープン・ウォーター・ダイバー」ライセンス取得してきましたぁー! 大きな声で勢いよく飛び込んできたのは、当時同僚だった後輩のK君でした。 以前から、スキューバーダイビングの話をしていたのですが、そこまでして行きたいのかと正直驚いたものでした。 と言うのも、私が「じゃあ、オープン・ウォーター・ダイバーのライセンス取得したら行こうか」と軽~く言った事がきっかけだったと思います。言った私も覚えてないくらい軽~く。 私たちの仕事は定休日が水曜日のため、友達との交流が非常に難しいんです。友人の結婚式に出席することすら大変だったんですよ。若いK君も例外ではありません。 「ダイビングに興味のある友人はいても、日程が合わないだろうな」「2日掛かるから日程的に断念かな」と思って、こちらはなんの用意もしてなかったのですが・・・。 一人でサラ~っと申込から取得まで。やりますねぇ。速攻でしたね。 という事で、約束通り一つ上のレベル「アドヴァンスド」に挑戦することになりました。インストラクターの付き添いでお互いの機材確認「ダイブコンピューター・BCD・ゲージ・レギュレーター・フィンやマスク」。入念な準備体操のあと入水。
17も年の差があるとはいえ、体力には自信のある私にとってショックなことが多かったですね。中でもボンベの残圧。同じ距離を潜るのですが、「クウキ」の減り方が半端ない。ゲージをちょくちょく見ては息苦しくなってくるんですよ。
彼は難なくこなしていきます。私はついていくのがやっとでしたね。
しかし、水中は気持ちいものです。無音。魚がいっぱいいます。私はたまに釣りもするのですが、水中の魚は頭が良いことに気づかされます。
ちょっとでもおかしな動きだと見向きもしません。警戒心が強いんでしょうね。 そのくせ、同じ水中にいると寄ってきたりします。ツンツン突いてくることもあります。餌なんか取り出したら魚影で人が見えなくなることも。 2日目は漁船で沖の方まで行き、ダイビング。船長の昔話(密漁?)が面白かったですね。海には海のルールがある事を教わりました。あと、逃げ方とかも(笑) 無事にスケジュールをこなして見事に「アドヴァンスド」GET! また行きたいなぁと思いながら、なかなか行けませんが、都会の喧騒から解放される場所を知っているだけでも幸せだと思います。