top of page

気分は江戸時代


 

高森田楽の里

 

〒869-1602 熊本県阿蘇郡高森町大字高森2685番2

今回は食事メインの旅 日も暮れかけたころ、ようやく到着したのが、此方のお店です。

https://www.dengakunosato.com/

建物は、なんと茅葺き屋根で築200年越えの古民家です。

時計は止まっています。雪見障子がいい感じ。囲炉裏がいくつもあって広い店内です。ものすごく落ち着いた雰囲気の中でいただける郷土料理に興味津々です。


田楽といえば、京都や出雲を思い浮かべますよね。そういえば福島県でも美味しい田楽を頂きました。


こちら高森町の田楽も諸国を旅した村人が、豆腐の田楽を京都等で食べて帰ってきた際に、地元特産の里芋に応用したのが始まりだそうです。

だご汁」だごとは、小麦粉の平たい団子の事です。大分県にも団子汁と言うものがあり、よく似ています。鶏ガラベースの醤油味です。


九州地方では、農家の方が毎日の忙しさのあまり、食事を摂る時間さえ惜しいとのことから、このだご汁が生まれたとか。

田楽は昔からある郷土料理で、五穀豊穣の祈念して田楽の舞という踊りがあったそうです。やはり味噌が命ですね。山椒味噌にゆず味噌、店主秘伝の鶏味噌。


もちろん食材も厳選された逸品です。地元特産の芋を主に、豆腐や山菜、沢蟹、やまめなどバリエーションも豊富です。突き出しは季節によって変わり、店主のこだわりも垣間見えます。

おっと、この山芋ちょっと変わった形をしているなぁって思っていたら・・・。


高森特産の「つるの子芋」という品種だそうで、形が鶴の首に似ているところからそう呼ばれているようです。

目の前の囲炉裏で串焼きですが、ん?よく見たらこの網の形状は畑を耕す必須アイテム「くわ」ですね。

この、こんにゃくが旨いんですよ。もちろん他の一品一品全て美味しいのですが、「こんにゃく」ってなかなかそこまで味がしみ込んだりしないですよね。


こちらのこんにゃくは、宮崎県五ケ瀬町の蒟蒻芋を地元老舗の業者が生芋から湧水を使って作ってくれているそうです。

閲覧数:28回0件のコメント
特集記事
アーカイブ
タグ
bottom of page