憧れが現実に

最終更新: 2021年3月20日


貯めたお金で


誰が何と言っても、このFX400Rは私の名車です。重いし遅いしジャジャ馬でしたが最高の相棒でした。何度も壊れて腹が立って蹴っ飛ばしそうになりましたが、色んな所に一緒に行きました。

私は以前8年間にわたり単車に乗っていました。そう、雨の日も風の日も毎日。メカニック的なことは殆ど知らない状態でしたが、不具合があれば単車が私に教えてくれていました。車とは全く違く感覚がたまらなく好きでしたね。
 

 
上段はKawasaki FX400R(水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒)
 

 
下段はKawasaki ZRX1200R(水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒)
 

 

 
高校生時代に中型二輪免許を、社会人になってから大型自動二輪の免許を取得しました。小学生の時、親戚のおじさんが乗っていたオフロードバイクに、初めてまたがったときのドキドキ感は自分の中ですごかったですね。視界の高さもさることながら、今にも走り出しそうな熱みたいなものを感じたのを覚えています。鉄の塊のはずが、組みあがると生き物のような感じといったところでしょうか。
 

 

 
16歳を迎えるとすぐに免許を取るため教習所へ申込み。異常な興奮が体の中を突き抜けていきました。
 

 
当時何故か大阪府下での申し込みができなかったように覚えています。わざわざ電車で京都府京都市にある(今もあります)デルタ自動車教習所に通いました。(生徒の大半はデルタに通っていたんではないでしょうか)
 

 
この時代の背景について知ってる人は知ってると思うのですが、「ビーバップハイスクール」に代表されるヤンキー漫画が大流行していました。私と同じ年恰好の男子は気合が入った方々も多かったように覚えています。

(白い学ランの人もいましたね。教官に突っかかってた人や、無茶苦茶アクセル吹かせたり、終了印を押してくれなかったと喧嘩になってたり)今は平和になっているのかな?今思うとわかりやすいいい時代だったようにも思います。
 

 
単車と一緒にいろんなところに行きました。西日本の殆どを一人でツーリングしましたね。
 

 
夏は暑く・冬は寒い。ヘルメット越しにしゃべっても聞こえないし、電話もできない。TVや音楽も聞けないし、2人しか乗れない。荷物も乗らないし・・・こけたら死ぬかもしれない。
 

 
その窮屈なところが愛してやまない単車の良いところなんだと思います。

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