決心して断行すれば
吉田松陰の私塾
〒758-0011 山口県萩市椿東1537
マップが大きいのでひとまず分解しました。
広島城を後にして、次の目的地へ。一気に先へ進んだため、少し疲れましたが、今回の旅の最大の関心事が次の目的地のため、一気に回復!
目覚めれば晴天!早起きは三文の徳!ちょっと意味が違うと思いながらも、早速用意して出発!ここ東萩駅から歩いて程なくすると、最大の関心事の場所へ到着。
「決心して断行すれば、何ものもそれを妨げることはできない。大事なことを思い切って行おうとすれば、まずできるかできないかということを忘れなさい」
吉田松陰の名言の一つです。
また「君子は何事に臨んでも、それが道理に合っているか否かと考えて、その上で行動する。小人は何事に臨んでも、それが利益になるか否かと考えて、その上で行動する」
名言は名言でも、その辺にある名言とは、どことなく違って芯を喰っている気がしますね。
「大事なことを任された者は、才能を頼みとするようでは駄目である。知識を頼みとするようでも駄目である。必ず志を立てて、やる気を出し努力することによって上手くいくのである」
名言は後から文字を追って読むより、そういった事が自身や、大切な人の身の上に起こった際に、その時その場で読むのが、聴くのが一番心に突き刺さると思います。一番心が赤色(情熱)と紫色(不安)でごっちゃごちゃになっている新鮮な時に。
異国の侵略から日本を守るために、立ち上がった志士が、ここ吉田松陰の私塾から排出されました。身分や階級にとらわれることなく、志のあるものは入塾できたそうです。
お墓参りもさせて頂きました。ここには、松下村塾の双璧と称された「高杉晋作」と「久坂玄瑞」両名のお墓もありました。
大勢の方がお花を添えに来ていました。人間だれしも生きている限り、岐路に立ち、選択の繰り返しを余儀なくされます。大きな選択から小さいものまで。その後の経路はどうなるかわかりませんが、振り返った時に、ものすごい分岐点があることにも気づきます。
自身が何を基準に選択しているのか、昔と今とでは何か基準が変わったのか。そんなことを考えさせられた一日でした。
伝統芸術にもほんの少し触れてきました。
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