お礼のブログ(ブログ、読んでますよ!)
- 2016年3月26日
- 読了時間: 3分
更新日:15 時間前
ブログ、読んでますよ!

あの一言が、こんなにも心に火を灯すなんて、正直、思ってもいませんでした。
久しぶりに顔を出した元の職場。どこか懐かしくて、でももう自分の居場所ではないという、少しだけよそよそしい空気。その中で、変わらぬ笑顔で迎えてくれたのが、あの女性事務員さんでした。
いつもニコニコと愛想がよいだけでも最近は探してもいませんが、その上、相手を喜ばせることが上手。天性のものか、はたまた計算されているのかわかりませんが、「機転が利く」とはこのことだ、って思いました。
相手をどれだけ喜ばせることができるか、本来営業マンが身に着けたくてもなかなか難しいことを、いとも簡単にやってのけるところが「格好いい」ってやつです。
今回もいつものように「いらっしゃいませ」と、元気よく気持ちの良い挨拶を頂いたので、こちらも気持ちよく「こんにちは」とご挨拶。すると。
「ブログ、読んでますよ」っておっしゃって下さいました。今まで他の人からいろいろとお声がけいただく機会も多いのですが「いそがしい?」とか「儲かってる?」とか「なんかないの?」的なことが多かったように思います。(自分もそっち側ですね)
そんなこともあってか「えっ?」て思いました。なかなかないですよ、一業者のまったく面白くもないブログを見てくれてるなんて。本当にうれしかったです。
何気ない一言。けれど、その言葉には不思議な温度がありました。ただの社交辞令ではない、ちゃんと“読んでいる人”の響き。続けて彼女は、くすっと笑いながらこう言ったのです。
「この前の記事、ちょっと熱すぎて面白かったです。あれ、好きです」
その瞬間、胸の奥で何かが弾けました。
——届いているんだ。
誰かのどこかの画面の向こうで、自分の言葉がちゃんと生きている。そう実感したのは、もしかすると初めてだったかもしれません。
会社を離れてから、手探りで続けてきたブログ。正直、不安がなかったと言えば嘘になります。これでいいのか、誰かの役に立っているのか、独りよがりになっていないか。そんな迷いを抱えながら、キーボードを叩く日々。
でも、あの一言で全部がひっくり返った。ああ、自分は間違っていなかったんだ。
それだけで、こんなにも背中が軽くなるのかと驚くほどに、心は一気に前を向き始めました。
帰り道、足取りは驚くほど軽く、気づけば次の記事の構成を考えている自分がいました。あの言葉に応えたい。もっと面白く、もっと刺さるものを書きたい。そんな前向きな欲が、次から次へと湧いてくる。
たった9文字。でも、その一言が、人の気持ちをここまで変える。
何気なくかけた言葉だったのかもしれません。けれど、その温かさと機転は、確かに私の未来を動かした瞬間でもありました。今、改めて思います。
言葉には力がある。そして、その力は、想像以上に人の心を奮い立たせる。あの日の「ブログ、読んでますよ」は、ただの感想ではなく、僕にとっての“再出発の合図”でした。
さあ、次はどんな記事を書こうか。自然とこぼれたその言葉に、自分自身が一番ワクワクしているのです。
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