桜の平野
すえひろがね
〒603-8322 京都府京都市北区平野宮本町1
南北朝時代に公家の一人が天皇の御所や皇居などの特定の建造物や土地をお守りするために祀られた22の神社を定めたそうですが、その中の1社がここ平野神社です。
「伊勢神宮」「石清水八幡宮」「上賀茂神社」「下鴨神社」「伏見稲荷大社」「春日大社」「住吉大社」「八坂神社」「北野天満宮」などの錚々たるBIG22社の中の一社なんですよ!
祭神は4柱で一番北の第一殿:今木皇大神、から順に第二殿:久度大神、第三殿:古開大神、第四殿:比売大神と1殿1柱ずつ祀られています。
平野神社はもともと奈良県の平城京に皇后御殿に災いを鎮める社としてあったのですが、京都に平安京が出来て都を移す際に同時に移されました。
先走って見に行きましたが、まだまだ桜の開花には遠そうです。しかしこの桜の木を見てわかるように枝垂れています。ここにピンクの花びらが無数に咲くと想像するだけで、なんだか嬉しくなってしまいます。
平野の夜桜はさらに趣があり、辺りをぼんやりと照らす雪洞が見る人の心を掴んで離しません。境内には約50種400本の桜の木があります。
境内に入ると花をつけているものがありました。思わずパチリ!
平野神社の御利益は「厄除け」「出世開運」「病気平癒」「安産祈願」「交通安全」と多くありますが、一つに絞って参拝して参りました。
最大の関心事は、ご神門をくぐり抜けると樹齢400年を超える御神木のクスノキと「霊石(すえひろがね)」と出会えます。別名を「鉄尊」とか「餅鉄」というらしい。この石70%近くが磁力を帯びた鉄でできているそうです。
この石には神様が宿っていて邪気を吸い取ってくれるという、ありがたい石です。
そしてそして!この御神木に触れながら反時計回りに回り、その後霊石に触れると「新しい力が体の中に吸収されて宿る」といわれています。
しかもしかも!授与所で「授かる守(磁石入り)」を戴いて、霊石に願い事をしながらくっつけること暫し、すると石の霊力がお守りに憑依するとか。
もう少しだけ待って、改めて夜桜参拝に伺わせて頂きます!
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