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慈恩の滝


 

龍の如く

 

〒879-4332 大分県玖珠郡玖珠町大字山浦618

慈恩の滝

ここ慈恩の滝は落差30mに及ぶ二段滝となっており、同町にある「桜滝」と「観音の滝」とともに「天瀬の三瀑」と呼ばれているそうです。瀑=滝・瀧の意


慈恩の滝は「裏見の滝」として見どころがある滝です。当たり前ですが、滝は高い所から低い所に落ちてきます。


しかし、この地に降りて、じっとその光景を眺めていると、なんと不思議なことに、滝壺から光り輝く「」が今まさに昇っているように感じる事が出来るのです。

ここが滝の裏側です。「ドドドドー」っと唸りながら、水飛沫を上げて舞い上がっていく「」ように感じるのは私だけではないと思います。


迫力がすごすぎます。裏側に回り込める滝はそうそう多くはないですよね。

昔々、病気で苦しんでいる龍を若い僧侶が手当てして癒したという伝説があるそうです。


村人たちはどうする事も出来ず、若い僧侶に相談したそうです。


僧侶はこの滝の裏に回り込み幾日もお経を唱えていた時、今にも死んでしまいそうな龍が現れ、その傷付いた体を僧侶に見せました。


原因がわかった僧侶は、手厚い治療をしてあげたと伝わっているようです。

元気を取り戻した龍はこうして天に昇っていったのだと、そんな風にこの写真を見ると「なるほど、そう見える」って思いますよね。ね?

天領日田に続くこの街道沿いは、やはり水がきれいなのでしょう。みずみずしい苔が辺りを一面覆うようにむしています。ただし、結構滑るので足元にはご注意くださいね。

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